14/02/12 15:12:14.80 m7DgyFry0
報道の、デタラメ煽りは酷かったが
日経は、科学や技術に詳しい人が多いのか、最初からかなり抑え目だった
とりあえず、日経新聞の、2月9日、11日の記事は為になった
細胞に刺激を与えて変化させた例は
故ホルトフレーター教授が、酸性下で両生類の外胚葉細胞を神経細胞に変えた(数十年前)
ほか、去年の、熊本大で皮膚細胞に乳酸菌とりこませて多能性細胞に変えた例まで多数
*一度分化した細胞が「ある程度まで」脱分化する説は以前からあったし
その実証はあったが、充分ではなかったので、今回の初期化は高く評価できる
*理研の副センター長によれば
開発時点で、iPS細胞80点、STAP細胞20点(つまり現在はさらに差が拡大)
STAPの医療応用はまだ議論以前の問題、若山氏は畜産に有望だと主張
朝日も最初のデタラメ煽りは反省したのか、こんな記事を出した
> 体のふつうの細胞が刺激によって変化し、育て方しだいで無制限に増えるようになる。
> これはがん細胞と共通した特徴だ。
> 発見した理化学研究所は、STAP細胞を再生医療だけでなく、
> がんの予防や治療の研究にも生かそうとしている。
「刺激によるガン化orSTAP細胞化の分岐」て処から、安全性は常識判断すればいい
今回のSTAP細胞の論文は有意義だが、世界初の大発見でも新説でもない
分化直後をまた戻しただけだから、「ある程度まで」
酸の刺激による遺伝子の変化とすると、STAPは「酸で刺激して作ったiPS細胞」
実用性は、STAPは、ヒト新生児から作った?のは多能性未確認、まだマウス新生児のみで
先行するiPS細胞やMuse細胞等との、比較の土俵にすら上がれていない