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2月6日に行われた桐朋学園大学非常勤講師・新垣隆氏(43)の会見。
彼の口から飛び出したのは『交響曲第一番 HIROSIMA』で知られる全聾の作曲家・佐村河内守(50)の捏造人生だった。
新垣氏は佐村河内から依頼を受け、これまで20曲以上を作曲。ゴーストライターになる見返りとして18年間で合計約700万円を受け取ったという。
また“現代のベートーベン”と世界的評価を受けていた彼だが、実は譜面を書けずピアノも初歩レベルの腕前だったことが発覚。
さらには、全聾自体が偽りであったことも暴露したのだ。
そんな一連の捏造によって傷つけられたのは、彼とかかわってきた障害児童たちだろう。千葉県に住む義手の少女ヴァイオリニストAちゃん(13)もその一人だ。
先天性の四肢障害のため右ひじから先がなかったAちゃんに目を付けた佐村河内は09年、彼女のために書いたとする楽曲を提供。
「守さんの光になりたい!」と健気に練習を重ねコンサートに挑む彼女の様子は13年にテレビで取り上げられ、大きな反響を呼んだ。
だが、Aちゃんの父親は、日に日に横柄になっていく佐村河内への恐怖をこうコメントしている。
《ここ1年ほどは絶対服従を前提に、徐々に従いがたい要求を出されるようになり、昨年11月に『服従できぬ』と回答しましたところ、
大いに怒りを買い、絶縁された状態になっておりました。
そのあと、この真実を知りました。(中略)娘も深く心に傷を負い、5年もの間気づいてやれなかったと、親として後悔の念にさいなまれております》
>>2に続く
女性自身 2014年02月10日00時00分
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