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★NHKは本当にだまされたのか
2014年02月06日16:33 池田信夫
週刊文春の記事によれば、佐村河内守の話は100%嘘だった。ゴーストライターの新垣隆氏がきょうの記者会見で
事実関係を認めたので、これは詐欺である。とすると奇怪なのは、こんな明らかな嘘に本当にみんなだまされて
いたのかということだ。
特に罪が重いのは、NHKスペシャルを1本つくってしまったNHKである。番組1本まるごと嘘というのはNスペ始まって
以来で、昔のムスタンを上回るスキャンダルだ。これを提案したのは古賀淳也というフリーのPD(ディレクター)
だが、彼はTBSに勤務していた5年前から佐村河内に取材していたという。
新垣氏もいったように、彼の身近な人は彼の耳が聞こえることは知っていたので、古賀氏も当然、全聾が嘘だと
いうことは知っていたはずだ。とすると、残る可能性は二つである。
古賀氏は佐村河内の話がすべて嘘だと知った上で、だますつもりでNHKに持ち込んだ。
佐村河内の全聾が嘘だとは知っていたが、作曲は彼がしたと思っていた。
1だとすると、古賀氏は佐村河内の共犯者であり、NHKは被害者だ。この場合もカメラマンなどは気づくはずだが、
佐村河内が徹底的に演技すれば、だまし通すことは不可能ではない。
ありそうなのは2である。コアの話は信じていたが、全聾は「日本のベートーベン」という演出のつもりだった
かもしれない。この場合、NHK側のCP(プロデューサー)がどこまで事情を知っていたかが問題になる。
Nスペは放送までに100人近くが試写を見るので、
(2a)誰も気づかなかったとすれば、NHKの品質管理に重大な欠陥がある。
(2b)誰かが感づいて見逃したとすれば、彼も共犯者だ。
>>2へ続く
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