14/02/05 10:52:04.26 0
*続きです。
年間宿泊者数…古都・奈良を超えた
西成に転機が訪れたのは平成17年春、あいりん地区の簡易宿泊所の若手経営者が集まって
「大阪国際ゲストハウス地域創出委員会」(OIG)を結成したことだ。日雇い労働者の高齢化で経営は厳しくなり、
「外国人なら治安を気にせず、低価格を重視するはず」と経営方針を大転換した。
1泊1千~3500円の低価格を武器に、主にバックパッカーが利用する全世界向けの宿泊サイトに登録して海外にアピール。
21年にはOIG顧問の松村嘉久・阪南大教授(観光地理学)がJR新今宮駅近くに観光案内所を開設し、
英語の観光パンフレットの無料配布も始めた。
伊東さんのようにOIGに加盟していない経営者にも外国人が利用する宿泊サイトの助言をするなどして支援。
その結果、OIGに加盟する主要8施設の外国人利用者は、19年が約5万2千人だったのが25年は約12万2千人に急増した。
奈良市の24年1年間の外国人宿泊者数は5万6千人で、関西の代表的な観光地を上回った。
*続きます。