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★「公共の足守る姿勢見えない」 JR東に厳しい目
東日本大震災で被災し、運休が続くJR山田線の一部宮古―釜石間(55・4キロ)について、
JR東日本は31日の復興調整会議で、運行を第三セクター三陸鉄道(本社宮古市)に移管する
案を提示した。JRは赤字路線の「切り捨て」ではなく、南北リアス線との一体運営による
メリットを強調したが、具体的な支援策は示されず、地元では不安が広がる。
JR東日本復興企画部の山口保幸担当部長はこの日、「(運営が)厳しい中での活路を提案した」
と説明。JR発足時に比べ、利用客が約6割減少した―との数字も示し「復旧してお客さんが
乗ればわれわれは役割を果たすが、(乗客は)相当少なくなっている」とし、赤字路線「切り捨て」
の意向が見え隠れした。
こうしたJRの姿勢に、住民は厳しい目を向ける。宮古市千徳町の飲食店経営者(64)は
「今回の提案からは公共の足を守るという姿勢が見えてこない。都会の路線の利益を地方に
回して助けることは考えられないのか」と疑問を呈する。
住民有志でつくる「JR山田線の早期復旧を求める山田町民の会」代表の同町長崎の自営業
松本龍児さん(61)は「民間企業だし営利を追求するのは分かるが、交通インフラを担う
企業として、責任を持って復旧とその後の運行を行ってほしい」と求める。
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