14/02/01 16:18:41.19 0
>>1より
販売された86戸のうち、すでに83戸が契約済みで、購入した人もあわてている。中には現在の
住まいの売却が決まっていたり、仮住まいだったりと、別途急いで住まいを探さなければなら
ないかもしれない。
三菱地所は引き渡しの中止にあたり、1月25日、26日に説明会を開催。お詫びして、欠陥が
見つかった経緯などを説明した。手付金の返金などについても、「こちらから契約解除をいう
ような状況ではなく、手付金をお戻ししたうえで迷惑料として手付金の2倍をお支払する条件で、
合意解約をお願いしました」(三菱地所)と話す。
「億ション」だけに、手付金は1000万円を超える。これに迷惑料と実損分(仮住まいの家賃など)
の一部が加算されるので、契約者には3000万円を下らない金額が支払われる。
現在、原因の究明が続いているが、「原因の究明と是正工事に、少なくとも1年はかかりそう」。
販売再開の見通しは立たず、建物を取り壊すような最悪の事態も「ゼロではない」と話す。
◆設計図を「施工図」に落とし込む過程で「孔」がなくなった
今回の物件の欠陥は、「スリーブ」といわれる、配管設備のための孔が開いていなかったことにある。
具体的には、全部で6000あるはずのスリーブのうち、1割にあたる600か所の孔がなかったり、位置が
間違っていたりした。そのうえ、配管を通そうと後から開けた孔が、鉄筋を切ってしまった個所
が見つかったという。
>>3へ