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■偽装愛国者田母神の大嘘
田母神氏が「運転中の原発」とリミットをつけているのは自己防衛本能によるものかもしれない。
それでも田母神氏が伝えたかったことは、「日本に放射能で死んだ人はひとりもいない」ということである。
私たちもぜひそうであってほしいと思うのだが、事実は違う。
1999年、茨城県の東海村で株式会社ジェー・シー・オーが、核燃料の加工中に臨界事故を起こした。
東海村JCO臨界事故と呼ばれる事故である。この事故で作業員2名が死亡した。
その死は当然被曝によってもたらされたもので、死に至るまでの過程が綿密に記録されている。
田母神氏はこれを知らないのだろうか。知っていて、あえてこんな事実無根の嘘をふりまいているのだろうか。
JCOの臨界事故以外には、2011年の東京電力福島第一原発事故による「原発事故関連死」があげられる。
震災関連死・原発事故関連死として認定されたのは、岩手県389人、宮城県862人、福島県1383人(平成25年3月現在)。
震災関連死と原発事故関連死それぞれの人数は不明だが、他の被災地と比較して福島県の認定者数が多いことから、福島県の1383人に多くの「原発事故関連死」が含まれていることが推測される。
つまり、原発事故がなかったら死なずにすんだ人たちの死である。田母神氏は、これを全く考慮しないつもりだろうか。
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