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・28日、日本外国特派員協会にて都知事選候補である細川護煕氏が講演を行った。
その中で細川氏は、「東京に水を供給する浄水場にセシウムが残っている」
「福島は完全に破壊された」「東北、関東一円に放射能がばら撒かれた」といった見解を示した。
以下は講演より抜粋。
>今度の選挙では「原発は争点ではない」という人がおりますけれども、先の震災では東京の
>一部で水も止まり、電気も止まり、あるいは外国の方々も沢山母国に帰られた方がありました。
>東京の水を供給する拠点の一つである金町の浄水場あたりも、セシウムがいまだに残っていて
>その汚泥を取り除く必要が早急に迫られている。さまざまなそうした問題があります。
>
>福島の事故のあと、私は東日本の海岸にがれきを積んで、5m、10mのがれきを積んで
>そこに、その土地その土地の、シイとかタブとかカシとか、そうした広葉樹を植えていく。
>緑の苗木を植えていく。300kmの沿岸に、これから10年かけて9000万本の苗木を植えていくという、
>そういうプロジェクトに取り組んでまいりました。
>あのあたりを歩けば歩くほど、福島が完全に破壊されたという実感を禁じ得ません。
>
>東北、あるいは関東一円に放射能がばら撒かれました。
>原発や核のゴミを地方に押し付けて、大消費地として便利さだけを頂こうという、そういう虫の
>いい話がこのままいつまで続けていけるのか。
>都知事の第一の仕事、任務というのは、都民の命と暮らしを守るという事です。
>今申し上げたことは、まさに都政に一番関係のあることじゃないでしょうか。
>「原発の話は争点ではない」なんて、とんでもない話だと私は思います。
※動画(細川氏発言は58秒から):URLリンク(www.youtube.com)
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