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【談話】日本放送協会(NHK)新会長の就任会見について
URLリンク(www.dpj.or.jp)
民主党ネクスト総務担当 原口一博
先日、NHKの新会長が就任会見を行った。NHKは公共放送であり、高い公共性とともに、不偏不党、
すなわち、高度な中立性が求められている。しかし、新会長は会見で不見識・不適当な発言を連発した。
まず、従軍慰安婦に関し、「それはどこの国にもあった話です」とし、個別の国まで名指しをし、
女性の人権を踏みにじるかのような発言をしたが、国際的にも極めて思慮に欠けた乱暴な発言である。
また、様々な問題点が指摘されている秘密保護法に関し、NHKの伝え方についてどう考えるかとの質問に対し、
「まあ通っちゃったんで、言ってもしょうがないのではと思います」と答えたことには驚きを禁じ得ない。
法の運用を監視すらする気がないとの態度は、メディアとしての責任を完全に放棄するものである。
さらには、現場の報道制作で会長の意見と食い違う意見が出た場合の対応について、「私の了解をとってもらわないと困る」とまで述べた。
常に会長の意見を忖度しなければならないとすれば、現場は委縮し、多角的な視点を持った放送を行うことができなくなるおそれがある。
就任早々、公共放送のトップとしての責任感も国際感覚も微塵も感じさせない人物を指名した経営委員会の任命責任も免れない。
しかし、安倍政権で新任された委員の一人が、女性の社会進出に関し否定的な発言を繰り返すなど、
こちらもその資質がすでに疑われるような状況にあり、安倍政権の任命責任も問われるところである。
民主党は、高い公共性・中立性を持った良質な放送を国民に提供していくために、国会で本問題について追及していくとともに、
放送法改正案を提出する所存である。
以上