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東京都知事選（２月９日投開票）に出馬した細川護熙元首相（７６）の応援のため２７日、佳代子夫人（７１）が街頭に立った。
音楽評論家の湯川れい子氏（７８）やジャーナリストの下村満子氏（７５）も参加。実はこの３氏と鳩山由紀夫元首相（６６）の
幸夫人（７０）は、コーラスグループ「スワンシスターズ」として活動するほど親しい仲なのだ。しかし、幸夫人の姿は見えず。なぜだ―。
細川氏を支援する勝手連「東京から夢ある日本を創る会」が行った東京・吉祥寺の街頭演説で、佳代子夫人がマイクを握った。
「彼が立候補するには深い理由がありました。総理を務めていましたが、原発は安心安全クリーンと思い込んでいたわけです。
それが違った。その自分の責任を非常に感じて、何とかしなければと思ったんです」
佳代子夫人は夫の手伝いをするべくマイクを握ることになった。夫と一緒には回らず、友人である湯川氏、下村氏と支援を呼びかけている。
政治マニアならピンとくるかもしれないが、この３氏と幸夫人はコーラスグループ「スワンシスターズ」としても活動。
２０００年ごろに結成し、チャリティーライブを行っている。
幸夫人がいれば話題になるのだが…。佳代子夫人は「ご主人があまり（都知事選について）発信をしてないでしょ。だから無理に
引っ張り込んでも気の毒だから。参加したいと言われたら、もちろんＯＫだけど、こちらからお願いするのも立場が複雑で微妙だから
今は声をかけていません」
確かに由紀夫氏は都知事選についての考えを表明していない。そうである以上、幸夫人が細川支援で活動しにくいからだ。
細川選対関係者によると切実な事情も。
「幸さんにはご遠慮お願いしています。やっぱり由紀夫さんのイメージがあるじゃないですか。都民には反感を持つ人もいるし」
由紀夫氏のマイナスイメージがスワンシスターズを直撃していた。
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