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【朝日新聞】「女は家で育児が合理的」安倍首相に近いNHK経営委員のコラムに波紋 …経営委員の発言として問題はないのだろうか★2 - 暇つぶし2ch453:『全女性の労働参加』で育児の社会化を進めたソ連の“出生率の急減”
14/01/28 23:20:27.47 9U03lsJf0
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1917年ロシアの共産革命によって政権を掌握した共産党・革命政府の施策は多くの抵抗に遭遇した。
ソ連政府はその原因を家族にあると考え、革命を成功させる為、「家族の絆を弱める」こととした。
そして、『全女性の労働参加』を進め、家事や育児から“解放”し、子供を『託児所』などで育てた。
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我々が日常と感じる「母親が子供の食事の支度や世話をする」光景が、
ソ連の国中から消え失せてしまったのである。

しかし、彼らが予想もしなかった有害現象が同時に進行していた。
1934年頃になると、それが社会の安定と国家の防衛を脅かすものと認識され始めた。すなわち・・・

①女性の社会進出による非婚と離婚(1934年の離婚率は37%)の結果、“出生率が急減”した。
  それは共産主義国家にとって労働力と兵力の確保を脅かすものとなった。

②事実婚や重婚、姦通の合法化で、家族・親子関係が弱まった結果、“少年非行が急増”した。
  1935年にはソ連の新聞は愚連隊の増加に関する報道や非難で埋まった。
  彼らは勤労者の住居に侵入し、掠奪し、破壊し、抵抗者は殺戮した。
  汽車のなかで猥褻な歌を歌い続け、終わるまで乗客を降ろさなかった。
  学校は授業をさぼった生徒たちに包囲され、先生は殴られ、女性たちは襲われた。

③性の自由化と女性の解放という壮大なスローガンは、強者と乱暴者を助け、
  弱者と内気な者を痛めつけることになった。何百万の少女たちの生活がドン・ファンに破壊され、
  何百万の子供たちが両親の揃った家庭を知らないことになった。

こうして、1934年には、国家はこのような混乱の対策に精力を消耗することに耐えられなくなった。
それは戦争に直面している国の「国力を破壊するもの」であった。これを是正するためには、
社会の柱(pillar of society)である“家族を再強化”する以外に方法はなかった。

※ニコラス・S・ティマシエフ(Timasheff) 論文『ロシアにおける家族廃止の試み』
 (N.W.Bell"A Modern Instrucion to the Family"1960 N.Y.Free Prees所収)による。

URLリンク(www.oct.zaq.ne.jp)


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