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「脱原発」か、それとも「原発推進」か―。
東京都民、そして日本国民にとって史上最大の決戦とも言える都知事選の火蓋が切られた。
私たちは東日本大震災の際に、ひとたび制御できなくなった原発がどのような災厄をもたらすかを目の当たりにした。
あれから3年も経たないうちに、安倍晋三総理率いる自民党政権は「原発再稼働」に向けて舵を切り始めている。
その流れに公然と立ち向かうのが、細川護熙氏と小泉純一郎氏の「元総理タッグ」である。
細川氏の支持を表明する作家の瀬戸内寂聴氏が、その理由を話す。
「細川さんが今度の選挙で勝つことができれば、国を変えることができると思います。
『脱原発だけを都知事選で言うのはおかしい』という声がありますが、私は争点が『脱原発』一つでもいいと考えている。
脱原発ができれば、他のことだって何でもできますよ。
このまま国が安倍さんの考えで進んでいったら、大変なことになる。安倍さんは原発の再稼働だけではなく、
憲法を変えて戦争のできる国にしようとしています。それは絶対あってはならないことです。
私は91歳で戦争を経験していますから、戦争で亡くなった人に対して申し訳ないという気持ちはずっと持ち続けています。
だから戦争に向かおうとしている政府には反対ですし、若い人や子どもたちにそんな国を残すわけにはいかない。
その思いで、こうして細川さんを応援しようと思っているのです」
1月22日、ついに細川氏が立候補を正式に表明し、事実上の選挙戦が始まった。
選挙期間中、細川氏は小泉氏とともに街頭での演説を繰り返すという。
'05年の「郵政選挙」で「小泉劇場」を作り上げた小泉氏のカリスマ性と、「新党ブーム」で一世を風靡した細川氏の行動力が融合すれば、
いったいどのような化学反応が引き起こされるのか。その爆発力は、瀬戸内氏が言うように「東京から国が変わる」可能性を大いに秘めていると言っても過言ではないだろう。
実際の選挙戦に先立ち、本誌は東京都の有権者2500人に緊急アンケートを行った。
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