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★安倍政権を殺すのは誰だ 慰安婦再燃させたNHK会長の真意
木村 正人 在英国際ジャーナリスト 2014年1月26日 17時29分
昨年5月、日本維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長は従軍慰安婦について「必要なのは
誰だってわかる」と発言し、世界中から厳しい批判を浴びたのを忘れたのだろうか。
籾井勝人(もみいかつと)NHK会長は25日の就任会見で、旧日本軍の慰安婦問題について
「どこの国にもあった」「なぜオランダには今も飾り窓があるのか」と述べた。発言の真意をはかりかねる。
橋下市長が、国会に議席を持つ政党の共同代表、大阪市長という公職にとどまっていることについて、
海外では今も「日本社会は橋下発言を許容しているのか」と厳しい目が注がれている。
橋下市長はしかし、その後の記者会見で率直に「過去の過ち」を反省した。
これに比べ、籾井会長の発言は、もはや開き直りとしか言いようのないものだ。失言というより、確信犯である。
籾井会長のポストは英国でいえば、英BBC放送のトップだ。もし、歴史認識をめぐって公共放送の
トップがこんな発言をしようものなら、本人ばかりか任命権者のクビも即刻、飛んでいるだろう。(以下略)
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