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★ストーカー・ＤＶの凶悪事件化を防げ 大阪府警が専門対策チームを新設
2014.1.24 17:17
ストーカーやドメスティックバイオレンス（ＤＶ）が殺人などの凶悪事件に発展するのを
防ぐため、大阪府警は「ストーカー・ＤＶ対策室」を新設し、２３日、大阪市中央区の
府警本部で発足式を行った。今後は対策室が被害相談を集約し、緊急性の有無を判断。
各警察署に適切な対応を指導していく。
対策室は２８人態勢。これまで相談業務を担当してきた生活安全部のほかに、凶悪事件を
扱う捜査１課のメンバーも加わっている。相談と捜査のプロが初動から連携することで、
迅速な被害者保護と加害者の摘発が期待できる。
発足式で府警の田中法昌本部長は「事件が起きてからでは遅いと肝に銘じ、犯罪の未然防止に
重点を置いた行動をとってほしい」と訓示。対策室の荒武泰子副室長が「被害におびえ、
苦しんでいる人の生命、身体の安全確保に万全を期す」と決意表明した。
昨年府警に寄せられたストーカーの相談件数は、１７２０件（前年比２９７件増）で過去最多。
被害者本人だけでなく、危機感を抱いた家族や交際相手からの相談が増えた。ＤＶ相談も
５８４４件と、前年比で１２７７件も増加した。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)