14/01/25 10:41:33.27 CzXEsYAx0
>クジラとかイルカに関しては文化人類学発祥の地とは思えないぐらい感情的になるねぇ
>文化人類学やってりゃ食えるものはなんでも食ってきたのが人間の歴史ってことぐらい
>常識だろうに 宗教的な戒律でもあんのか?ってぐらいクジラとかイルカを神聖視するから
>気味が悪い
文化人類学的な観点からは境界域にあるものは不浄であったり逆に神聖視される。
例えば「髪」は肉体と外部環境の境界域にあるから、スープの中に髪の毛一本が
入っているだけでも衛生学的には大したことでなくとも、汚らわしいと感じる。
「天気雨」も分類的に曖昧なので、「狐の嫁入り」と呼んで、野の獣が里(人間 の縄張り)
に嫁入りして来るものと見立てる。
クジラやイルカも、水棲動物なのに他の魚と違って鱗がないという分類上曖昧な存在
のために、ユダヤ教ではレビ記第11章の条件にあてはまらないため、食用禁止となる。
水棲動物で魚類に見えても哺乳類であったり、野生動物と愛玩動物と家畜を峻別し、
家畜は人間に食べられるためにあると考える キリスト教徒の思想を持っている現代の
西欧人にとっては野生動物でありながら、 愛玩動物の要素もあるクジラ・イルカは曖昧な
存在なだけに、食することは野蛮な行為であると見なすわけだ。
クジラ肉、イスラム教徒にも…捕鯨船がハラール認証取得
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
日本の調査捕鯨船「日新丸」(8145トン)が、船内で行うクジラ肉の加工処理について、
イスラム教の戒律に沿った食べ物であることを証明する「ハラール認証」を取得した。