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東京都知事選(23日告示、2月9日投票)で宇都宮けんじさんを都知事にして、公害のない、命と暮らしを守る都政をつくろうと、
公害被害者団体の有志は21日、東京都新宿区の東京メトロ新宿御苑前駅近くの交差点で宇都宮氏とともに宣伝しました。
宣伝後、同氏を囲んで要求懇談会を開き、約30人が参加しました。
特別養護老人ホームや保育園の待機者の解消、「脱原発」、「ブラック企業」規制などの政策を語る宇都宮氏に、
通りかかった何人もの有権者が「頑張ってください」と声をかけ、握手をかわしました。
宣伝後に開かれた要求懇談会では、参加者が都政に対する切実な要求や思いを語りました。
41歳の知的障害を持つ娘がぜんそくに苦しんでいるという女性は、「ぜんそく患者の医療費助成制度を都が打ち切ろうとしているのは血も涙もない。
安心して医療を受けられる都政をつくりたい」と発言。東京外環道などの建設に反対する運動に取り組む杉並区の男性は、
「住民のほとんどがいらないと言っている道路の建設をやめさせたい」と訴えました。
宇都宮氏は参加者の発言にうなずきながらメモを取り、ぜんそく患者の医療費助成制度の継続、
外環道などの建設中止、大型開発を排した東京オリンピックの成功などに取り組むと語りました。
ソース しんぶん赤旗
URLリンク(www.jcp.or.jp)