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★政党助成金で借金返済 舛添氏の「新党改革」 政党支部→資金団体と迂回
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への立候補を表明している舛添要一元厚生労働相が結成した
「新党改革」が、借金返済に使うことを禁じられている政党助成金や立法事務費で借金返済を行った疑いが
あることが20日、本紙の調べで分かりました。舛添氏は、借金返済時の同党代表。猪瀬直樹前知事の
「徳洲会」グループからの5000万円提供問題で「政治とカネ」の問題が争点となっている都知事選で、
舛添氏の資格が問われます。
◆国民の税金が
新党改革の政治資金収支報告書(2010~12年分)によると、2010年に銀行から2億5000万円を
借り入れ、10年に1億5000万円、11年に5200万円、12年に4800万円をそれぞれ返済し、完済しています。
同党の毎年の収入は平均1億5000万円ほど。この8割にあたる約1億2000万円が国民の税金である政党助成金です。
政党助成法では、政党助成金を借金の返済に使うことを禁じています。
◆立法事務費も
同党に、国会議員の数に応じて各会派に支給される「立法事務費」が毎年1560万円支給されています。立法事務費は
「国会議員の立法に関する調査研究の推進に資するため必要な経費」としており、借金返済に充てることは目的外使用です。
政党助成金や立法事務費を除く同党の収入は、11年が2570万円ほど、12年が1500万円ほどにすぎません。
3年間で2億5000万円の借金を返済するのは不可能です。(上図参照)
そのため、政党助成金を舛添氏と荒井広幸参院議員(現、同党代表)の資金管理団体に迂回(うかい)させた資金操作と
立法事務費の目的外使用の疑惑が浮かびあがります。
11年分の同党の支出を見ると、舛添氏と荒井氏が支部長の政党支部に、それぞれ4100万円という多額の支部交付金を
支給しています。この原資は、政党助成金です。
>>2へ続く
URLリンク(www.jcp.or.jp)
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