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★東京都知事選の「脱原発」関連の再生エネ株は意外や意外、成長戦略株の一角に浮上も=浅妻昭治
1月20日(月)11時20分配信 サーチナ
これはもう立派なバブルといっていいのかもしれない。再生可能エネルギー関連株の急騰ぶりである。
一昨年2012年11月の「アベノミクス相場」の初動段階での倉庫株や含み資産株の急伸などを問題なく
オーバーパフォームしている。前週初14日以来、新興市場で省電舎 <1711> (東マ)、フジコー <2405>
(東マ)、グリムス <3150> (JQS)、ファーストエスコ <9514> (東マ)など、ストップ高に次ぐ
ストップ高を演じる銘柄が続出し、週末の17日には、エナリス <6079> (東マ)が、全市場での売買
代金ランキングで、第2位のソフトバンク <9984> に約260億円もの差をつけてトップに躍り出た。
もちろん株価急騰の引き金は、細川護煕元首相の東京都知事選挙への出馬表明である。選挙出馬の最大の
マニフェスト(選挙公約)に「脱原発」をアピールし、この選挙戦を小泉純一郎元首相が支援し「元首相連合」
の最強のタッグマッチを組み、最有力候補に急浮上して原発再稼働を容認する国のエネルギー政策に風穴を明け、
東京電力 <9501> の福島第1原子力発電所の事故から3年を経過して風化し始めている「脱原発」政策の巻き
戻し期待を高めているためだ。
この突発した株価急騰劇は、市場には一過性の材料株人気との見方があるのも確かだが、意外や意外、
新年相場への一段の追い風になる可能性も否定できない。「アベノミクス」の成長戦略が、「成長戦略国会」を
目指した昨年の臨時国会が、「特定秘密保護法国会」に変質して閉会し、安倍首相の靖国神社参拝で国際的な
風圧も高まって手詰まり感を強めているなか、新テーマ株買いを拡大する救世主となるかもしれないからである。
>>2へ続く
(執筆者:浅妻昭治 株式評論家・日本インタビュ新聞 編集長)
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