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★中国恒例:省別GDP、累計してみたら全国GDPを35兆円超過
2014-1-21 12:11LINEで送る
中国では、省別に発表する域内総生産(GDP)の合計が、全国のGDPを上回る状態が続いている。
中央政府・国家統計局は20日に、2013年のGDPを発表した。全国で31ある省(中央直轄市、
民族自治区を含む。以下同じ)のうち、同日までに28省がそれぞれのGDP関連の情報を発表したが、
すでに統計局発表の全国GDPを約2兆元(約34兆7000万円)上回っている。
国家統計局によると、2013年の国内総生産(GDP)は56兆8845億元(約998兆1122億円)だった。
省別では、20日までに24省がGDPを発表し、上海、山西、陝西、黒龍江は前年比の伸び率だけを発表した。
28省が発表したGDPまたは前年比にもとづく2013年のGDPの算出値を合計すると、58兆9423億元で、
前年を約2兆元上回った。
中国人民大学経済学院の劉元春副院長は、省ごとのGDPの合計が全国地を上回る現象について
「各地方のデータに水増しがあることが主な原因」と指摘した。
中国で現在発表されつつあるGDPなどの数値は速報値で、今後は第1次修正値、確定値が発表されることになる。
劉副院長は「地方政府の多くは、省エネルギー・省資源やGDPについて、(中央政府によるお)業績考課に
対応するために、データをさらに見ばえよくすることもありえる」いう。
国家統計局の馬建堂主任は、GDPなど2013年の主要経済指標の発表にともない20日に行った記者会見で、
数字の水増し現象についての質問を受け、「(各地方を含め)調査対象の真実のデータを報告することは、
国家全体のマクロデータを真実のものにする基礎だ。今後、データ捏造(ねつぞう)についての処罰と発見のために
さらに力を入れる。見つけ次第調査し、発表する」と述べた。(編集担当:如月隼人)
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