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立命館大(本部・京都市)の講義で昨年12月、朝鮮学校を高校無償化の対象とするよう求める署名集めの文書が、
講義の出欠を確認するシートと同じタイミングで学生に配布されていたことが19日、分かった。
大学公認の学生団体が在日系の女性嘱託講師の許可を得て配ったが、
大学は「講師が署名を求めたような誤解を与えてしまい不適切だった」として講師に再発防止を指導した。
大学によると、文書が配布されたのは、びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で行われた
東アジアや朝鮮半島について学ぶ教養科目で、複数の教員が担当。
昨年12月13日、在日社会の形成史の学習や民族教育の研究などを活動内容とする大学公認の学生団体側から、
「朝鮮学校の無償化をアピールさせてほしい」と申し出があり、この日の担当だった女性嘱託講師が許可した。
講義終了後、出席していた理工学部や生命科学部、薬学部の学生約300人に対し、団体側が趣旨を説明して文書を配布した。
文書には国に朝鮮学校無償化を求める内容とともに氏名や所属を記入する欄があったが、講師は「署名は任意で、成績に関係はない」などと説明した。
この後すぐに団体側が回収したため、どれだけの学生が署名に応じたかは不明だ。
今月になって、インターネット上で一連の事実を問題視する書き込みが相次いだことなどから、
大学は講師に事情を聴いた上で再発防止を指導、「多くの方にご心配、ご迷惑をおかけしたことをおわびします」との謝罪文をホームページに掲載した。
講師は「成績に響くかもしれないと思って署名した学生がいたかもしれず、配慮が足りなかった」と話しているという。
産経新聞 1月20日 7時55分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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