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どうやら一本化はムリらしい。都知事選に「脱原発」を掲げて出馬する細川護煕元首相(76)と
前日弁連会長の宇都宮健児(67)の候補者調整のことだ。
宇都宮陣営には連日、細川周辺や有識者から「一本化すべきだ」との要請が届いているが、
宇都宮はなかなかクビを縦に振らないという。
かたくなに拒む理由として囁かれるのが、20年以上前の「オレンジ共済組合詐欺事件」をめぐる2人の「因縁」だ。
事件は95年の参院選で旧新進党から初当選した故・友部達夫が主宰する「オレンジ共済組合」が
高利をうたって顧客約2000人から90億円を集め、約60億円が返済不能になったもの。友部は97年に詐欺罪で逮捕されて有罪が確定し、
議員を失職。集めたカネのうち、総額5億円余りが政界工作の資金に流れたとされ、細川にもカネが渡ったとして国会で追及された。
「このオレンジ共済詐欺事件の被害者弁護団の団長を務めたのが宇都宮さんでした。
弁護団は当時、細川元首相に『カネを受け取っているなら返還して欲しい』という内容証明を送ったほか、
細川元首相の接待に使われた20万円相当の費用の返還も求めました。
この時の細川元首相の対応が宇都宮さんは不満だったようで、今でも『十分な説明がされていない』と漏らしています。
おそらく感情的なシコリも残っているのでしょう」(永田町事情通)
人間は感情で動く生き物だ。理屈抜きで「ノー」なら、ひっくり返すのは容易ではない。
しかも、宇都宮支援を決めている共産党の志位和夫委員長も一本化の可能性を明確に否定しているから、今さら宇都宮も妥協できないだろう。
「宇都宮さんは、細川さん本人から直接、一本化を要請されるならまだしも、関係者が入れ代わり立ち代わり
『立候補を取り下げて』『考え直して』と言ってくることに怒っていると聞きました」(都議会議員)
この際、ヘタに談合せずに戦った方が支持が広がるのではないか。
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