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>>410>>418
JR北海道、運転士の薬物検査拒否 社内体質改善に消極的
運転士の覚醒剤使用事件に関し、JR北海道が今年8月、国土交通省北海道運輸局から
抜本的再発防止として提案を受けた全運転士(約1100人)に対する
薬物検査実施を拒否していたことが4日、関係者への取材で分かった。
譲歩案として提示された採用段階の検査も拒否。国交省は、社内の体質改善に消極的な姿勢が、
レール異常放置など多発するトラブルの背景にあるとみている。
運転士(30)=懲戒解雇=は今年7月30日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で北海道警に逮捕された。
当時、岩見沢運転所に所属し、特急列車などの運転にも携わり、逮捕当日も勤務予定だったという。
覚醒剤使用は大事故を引き起こす危険性が高いことから、北海道運輸局の担当者は8月初旬、
状況説明に訪れたJR北の担当者と対応を協議した。
覚醒剤使用は大事故を引き起こす危険性が高いことから、北海道運輸局の
担当者は8月初旬、状況説明に訪れたJR北の担当者と対応を協議した。
JR北は「教育を徹底する」という抽象的な回答に終始。当時は列車の運行トラブルも多発していたことから、
運輸局側は抜本的な対策が不可避と判断し、全運転士への尿検査実施を提案したという。
JR北は人権問題などを理由に「できない」と拒否。運転士が入社前から薬物に
手を染めていたとされることから、譲歩案として、採用段階での検査実施の検討も求めたが
JR北は応じなかった。
JR北では、約5年前に運転士らの職場にアルコール検知器を導入したが長らく自主検査扱いに。
鉄道の安全に詳しい関西大の安部誠治教授(公益事業論)の話「薬物検査実施の拒否は、
JR北海道の安全に対する意識の希薄さを物語っている。アルコール検知の義務化の遅れも同様だ。
安全運行に向け運転士を適切に管理することを怠る、本社の不十分な対応が、
現場の安全に対する感覚も鈍化させている。安全には何が足りないのか、
もう一度社内で議論し、見直す必要がある」
URLリンク(www.iza.ne.jp)