14/01/18 16:55:25.31 0
>>1より
ロビー活動の武器はカネと票。キム氏の選挙資金提供先リストには、マースデン氏や、下院に同様の法案を提出している
ティモシー・ヒューゴ議員(共和党)らの名が連なる。だが、金額は1千ドル(約10万円)から数百ドルと少ない。
実際には、もっと多くの資金が提供されているとみられている。
韓国系は全米で約120万人とされバージニア州のほかメリーランド、ニュージャージー各州にも多い。バージニア州
ではとくに、マースデン氏のアナンデール選挙区などがそうで、韓国系は急増している。「地元の利益」を体現し、
票をつなぎ留めることは政治の常だ。
キム氏は「何もコメントできない」と取材に応じなかった。キム氏の事務所には、バージニア州上下両院の全議員
の資料をとじ込んだ百数十冊のファイルが並び、接触内容や性格などの情報が網羅されているという。議員1人に対し、
1千件以上のメールを送るよう、運動もしている。
ホン氏は「この2年間、多大な努力を費やした」と話す。メリーランド州でも働きかけが奏功し、一部の郡で教育
委員会が併記を決めている。
米国を舞台にした「東海」併記の活動は、「慰安婦」像の設置運動と“車の両輪”で進められている。しかも中国系団体
との連携拡大が指摘され近年、攻勢を増している背景として、日韓関係の悪化と韓中接近を指摘する関係者もいる。
一方、日本側は今回、リッチモンドにある法律事務所に、ロビー活動を依頼するなどして対抗した。だが、極めて脆弱
(ぜいじゃく)だ。日系団体も存在するが、政治とは距離を置く傾向が強く組織力も弱い。中韓の「官民一体」の態勢
にはほど遠い。(終わり)