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金正恩第1書記の叔父にあたり、序列第2位と目されていた"大物"張成沢(チャンソンテク)氏が処刑され、
北朝鮮情勢に注目が集まった昨年末。
「北朝鮮の粛清ごときで驚くなかれ。中国では粛清は年中行事です。かの国の権力闘争の凄まじさは、
世界に冠たるものです」(中国事情に詳しい評論家の宮﨑正弘氏)
粛清の指揮を執っているのは、もちろん最高権力者である習近平国家主席。
「習主席は"戦略的な粛清"を行っています。冷静に政敵を見極め、ターゲットのアキレス腱を調査し、
材料が揃ったら一気に身柄を拘束し、失脚させるんです」(通信社北京支局記者)
すでに彼の頭の中には、今年は誰を"抹殺"するかがリストアップされているというから、恐ろしい。
粛清劇は中国国内の問題とはいえ、日本にとっても無関係ではない。
では、習主席の黒革の手帳ならぬ"赤い手帳"には、どんな大物の名が記されているのだろうか?
中国の権力中枢は、共産主義青年団出身者が集う団派、共産党高官の子弟グループの太子党、
江沢民・元国家主席を頂点とする上海閥の3派閥が、しのぎを削る。
胡錦濤・前国家主席は団派出身で、習現主席は太子党。習が主席になれたのは、江沢民率いる上海閥の援護射撃があったからだ。
「『三国志』にたとえると、魏(胡錦濤前政権=団派)、呉(太子党)と蜀(上海閥)が赤壁の戦いで破って生まれたのが習政権です。
ところがいま、その呉と蜀の間に亀裂が生じているわけです」(前同)
蜜月関係だった太子党と上海閥が反目し始めた理由は、「利権争い」だという。
「去年の7月、かつて商務部長(閣僚)まで務めた重慶市の薄熙来書記が横領罪などで起訴されました。
続いて暮れも押し迫った12月には、かつて序列第9位だった大物・周永康の拘束情報が流れました。
周は薄の後ろ盾だった人物で、上海閥の重鎮にして石油業界のボス。習政権が周を拘束したとすれば、
上海閥が独占する石油利権を奪うためでしょう」(前出・宮﨑氏)
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