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★パトカー衝突事件で容疑者２人逮捕愛知県警
2014年1月15日12時22分
愛知県小牧市で２０１２年９月、盗難車のトラックが追跡中の県警のパトカーにわざと
ぶつかった事件で、県警は１５日、公務執行妨害と器物損壊の疑いで、いずれもブラジル
国籍で、住所不定の作業員シラベ・シジネイ・ハルオ（３９）と名古屋市緑区浦里の無職
ド・ナシメント・レアンドロ・セイ（２３）＝いずれも窃盗罪で起訴＝の両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑では、一昨年９月２０日午前４時５分ごろ、小牧市小牧の路上を直前に工事現場から
盗んだトラックで走行中、パトカーに追跡されたため、信号付近で止まって突然、バック。
後ろで停車していたパトカーにわざとぶつかり、警察官の職務を妨げたほか、パトカーの
前部などを大破させたとされる。県警によると、シラベ容疑者は「１人でやった」と容疑を
認めているが共謀は否認。ド・ナシメント容疑者は容疑を認めている。
県警によると、パトカーの巡査部長が拳銃を１発発砲し、トラック前部に命中した。逃走した
トラックは、現場から約１キロ南西で乗り捨てられて見つかった。
捜査関係者への取材では、県警は一昨年４～９月、発電機やクレーン付きのトラックの盗みを
１００件ほど繰り返していたとみられるブラジル人らのグループを摘発。１人の供述から
両容疑者を割り出し、昨年末、窃盗容疑で逮捕していた。
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