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★小泉氏主導 元首相タッグ 悩む細川氏に「絶対勝てる」
2014年1月15日 朝刊
「原発ゼロ」に向けた細川護熙、小泉純一郎両氏の元首相連合が実現した。タッグを主導したのは、
首相在任中、数々の「サプライズ」で内閣支持率を上げ、長期政権の維持に役立てた小泉氏だった。
小泉氏は十四日、出馬表明した細川氏の隣で「私は原発ゼロで日本は発展できるという考えに立つ。
それは細川さんも同じ。応援する最大の理由だ」と説明した。両氏が顔を合わせるのは、昨年十月に
脱原発をめぐり会談して以来だ。
今回の都知事選の実施が決まって以降、小泉氏は自身に近い中川秀直・元自民党幹事長らを通じ、
細川氏に出馬を促し続けた。十四日は細川氏の七十六歳の誕生日。年齢や政界からの引退から
約十五年のブランクがあることを理由に悩んでいた細川氏を「絶対勝てる」と励ましてきた。
今月四日には「出馬表明はできるだけ引き延ばした方がいい」と、中川氏が細川氏に助言した。
自民党が推す舛添要一元厚生労働相が出馬の意向を示した後の方が、有権者に強い印象を与えるとの
判断からだ。ポスターの発注など事務作業に必要な時間から逆算して十四日に表明することで
内々に合意した。
小泉氏自らはこの日まで一切、表舞台に出てこなかった。自民党の元総裁が一九九三年に自民党を
野党に転落させた張本人の細川氏を本当に担ぐのか、次男の小泉進次郎復興政務官がいる手前、
全面支援はできないのではないか-。ぎりぎりまで態度を明確にしないことで、有権者の関心を
ひきつけることができるとの読みがあったようだ。
ただ、安倍晋三首相サイドには細川氏を支持する考えを前もって伝えていた。今年に入り、小泉氏は
側近を通じ「(細川氏とは)うまく付き合った方がいい」と忠告した。「原発ゼロ」への政策転換を
再三、促されながら、聞き入れようとしない首相に対する最後通告だった。
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