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★「全高校生にパスポート」 知事方針、東京五輪までに 静岡
2014.1.15 02:15
川勝平太知事は１４日、地域外交戦略の一環として、県民の旅券（パスポート）取得を促進
させる事業を始めることを発表。東京五輪・パラリンピックが開催される２０２０（平成３２）年
までに県内の高校生全員に旅券（パスポート）を取得させる方針を示した。同日の定例会見で述べた。
旅券取得は、県内の高校生全員が対象。国際感覚を身に付けるため、在学中に旅券を取得し、
３２年までに海外旅行を経験してもらうことを目的としている。県は今年度内に市町などに方
針を伝え、旅券の取得促進に取り組むよう要請する。川勝知事は旅券取得の促進事業について、
富士山が世界文化遺産に登録されたことや東京五輪・パラリンピック開催などが予定されるなど
静岡を舞台に世界的な交流が見込まれる中、「県民に国際感覚をつけてもらうことが非常に重要。
静岡空港を利用して海外に行き、外国文化などを体験し、視野を広めてもらいたい」と説明した。
また、県では、海外旅行の経験のない高齢者についても安心できる海外ツアーの紹介を検討するという。
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