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★「鮮魚列車」知られざる全貌…ドアの開閉わずか1秒、大阪へひた走る
産経新聞 1月13日(月)12時30分配信
都市伝説のような謎の列車の内部に潜入すると、そこには見たこともない「寝台車」があった。
13人の乗客と新鮮な海の幸を乗せた鮮魚列車は、一路大阪へとひた走る。途中停車駅は特急並みに
少なく、ドアの開閉時間もわずか1秒!鮮度のためなら停車時間も惜しむのか。と思いきや、
どうも実態はそうでもないようで…。半世紀に及んだ鮮魚列車の知られざる全貌がついに
明らかになった。(大竹直樹)
(中略)
鮮魚列車は「伊勢志摩魚行商組合連合会」の貸し切り。乗車には通常の定期運賃に加え、大きな荷物を
車内に持ち込むための「手回り品料金」(270円)が必要だ。ただ、行商人の多くが「手回り品料金」
の定期を利用しており、こちらは1カ月3250円。貸し切り列車にしては、料金設定は「お手頃」といえる。
一般の列車で鮮魚を運べば、魚特有の臭いなどもあり、ほかの乗客との棲み分けも必要になる-。鮮魚列車が
運転されてきた背景にはこうした事情もあったが、利用者が減少している以上、鮮魚列車の“去就”も
気になるところ。近鉄の収支は大丈夫なのか…。
近鉄は「鮮魚列車は、新鮮な魚を運ぶことに貢献し、地域活性にもなっている。鮮魚列車については、
収益だけを考え走らせているわけではない」としている。
松阪駅から約2時間半。午前8時56分、鮮魚列車は大阪上本町駅に到着した。
行商人たちは素早く荷物をホームに下ろすと、台車に載せて各地の店舗へと散っていった。
店先では常連客たちが、今か今かと新鮮な魚の到着を待っていた。
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