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>>1の続き
政府内でも「経済財政諮問会議では、2%の経済成長が必要としているが、逆算すると労働者足りない」(関係者)として、
外国人労働力の必要を唱える声が出てきた。
このため技能実習制度の拡大に加え、特定の専門・技術分野を持たない単純労働者の入国も、
時限的に緩和する案も政府部内で浮上している。
東南アジアの国々と個別に建設関係の資格を持った労働者について、
時限的な受け入れを協議する案なども検討対象になる可能性がある。
もっとも政府内にも慎重な意見も多い。首相官邸や、財務省など経済系官庁は前向きだが「厚生労働省と
法務省が慎重な立場」(政府関係者)だ。
国内で職に就かず学校にも通わないニートが多数いる現状で、
外国人労働を増やすことへの抵抗感があるほか外国人労働者の増加によって、
治安が悪化するリスクを指摘する声も広がりをみせている。
菅義偉官房長官は8日の記者会見で、外国人労働者の拡大検討に言及したが、あくまで「慎重に検討する」と強調した。
2020年の東京オリンピック開催や震災からの復興の中で
「建設に関する人材不足や資材不足といった問題があることは承知している」と指摘し、
「まずは若者をはじめとする潜在的な労働力の活用が大事だ」としつつ、「同時に、外国人労働力も、
建設需要の規模や国内の労働市場、国民生活への影響などを踏まえながら、政府全体として慎重に検討していきたい」と述べた。
政府が労働力不足を成長の阻害要因と認め、単純労働者を含めた外国人労働者の受け入れ拡大にカジを切るのか、
それとも現状維持的な判断を下すのか、2年目を迎えるアベノミクスの動向を大きく左右することになりそうだ。