14/01/12 03:16:28.23 0
集団強姦(ごうかん)などの疑いで逮捕、送検された杉本裕太容疑者(20)が横浜地検川崎支部から逃走した事件。
同容疑者が逮捕された9日はNHKをはじめテレビで移送の様子が生中継されるなど「劇場型報道」の様相を呈した。
NHK広報部は「近隣住民に大きな不安や恐怖を与えたことを踏まえ、総合的に判断した」と説明するが、
識者からは冷静な報道を求める声も聞かれる。
映画監督・森達也さん◆違和感持って発信を
-逮捕された後も、容疑者の足取りや居場所についての報道が続いている。
「一言で言えば大脱走劇。ある意味、ドラマチックです。だから大きく報道されたのでしょう」
-「怖い」「捕まって安心した」といった市民の声が繰り返し流された。
「メディアが不安と恐怖を強調したがるのは、視聴率や部数が上がるから。言い換えれば、それもマーケットが求めるからです。
その結果、危機意識が高揚し、悪い奴(やつ)らはどんどん捕まえろという空気が醸成されていく」
「日本の防犯カメラ設置台数は世界でもトップクラス。僕は防犯カメラがそこら中にある社会は気持ち悪いと思うけれど、
安心と感じる人が多いようです。日常が監視されているという危機感が薄い。やはり、
それを上回る不安や恐怖が強くなっている表れなのかもしれません」
「マスコミも営利企業なので仕方ない部分はあります。でも報道する側はどこかで、違和感を持ちながら発信してほしい。
今回のケースだって、容疑者が移送される様子を生中継するほどのニュースか、冷静になって考えるべきです」
-劇場型の報道と呼べるものだ。
「逃亡していたオウム真理教の高橋克也被告が2012年に逮捕された際も防犯カメラの映像などが延々と報道された。
容疑者がさらし者になるのは、今回に限ったことではない」
ソース カナロコ
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
★1 2014/01/11(土) 14:22:49.64
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(続)