14/01/11 16:34:22.47 0
>>1より
櫻井:日本人は自然界を大きな神ととらえ、人間はその自然の中の小さな一部だと受け止めています。海や山、樹木や動物、
昆虫にいたるまで、すべてが調和することが幸せな状態だという考え方ですね。物の理、物理は科学の基本ですが、日本人は
その物の理をそのまま受け入れています。だからこそ、素晴らしい科学も生み出すことができたと私は思います。
呉:そこが韓国の人には理解できないのです。「美しいもの」「良いもの」という価値観も一元的なものですから、日本人が
「人それぞれ」というのがよくわからない。私も以前はそこで一番悩んで、日本人のように多様性がある価値観の世界を理解
するにはずいぶん時間がかかりました。
儒教では自然万物の上に人間が置かれている。順番で言えば動物はその次で、植物は順番にも入らない。だから、山や石や木に
まで魂が宿っているなんてとんでもないことだと。
理解できないから不安になり、「彼らは未開だから、叩き続けておかないといつ暴れ出すかわからない」と考える。「反日」
というより一段低く見て蔑む「侮日」が根源にあるのです。