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来日中のトルコのエルドアン首相は、120年余り前に紀伊半島沖で沈没したトルコの軍艦の乗組員を救助した
和歌山県串本町の住民の子孫と7日、都内で面会し、両国の間で培われてきた友好関係を確認し合いました。
トルコの軍艦「エルトゥールル号」は、1890年に和歌山県の串本町の沖合で沈没し、住民たちによる献身的な救助は、
美談としてトルコでは広く知られています。
エルドアン首相は7日、都内のホテルで串本町の住民らと面会し、このうち事故の一報を知らせた
漁師の子孫の堀口徳弘さんは「漁師の間では、海難事故で人を救うことは特別なことではないが、
両国の友好関係を発展させるきっかけになっていることをとても光栄に感じています」とあいさつしました。
これに対し、エルドアン首相は「この出来事は日本とトルコの間のさまざまな協力の基盤になっている。
串本にある灯台はとても大事なシンボルで、両国の友好の礎になった人々に感謝したい」と述べました。
今回の面会には、このほかにイラン・イラク戦争のさなかの1985年にイランからトルコ航空の特別機で救出された人なども招かれ、
エルドアン首相は、一人一人と握手を交わして、両国の友好を確認していました。
串本町の田嶋勝正町長は「首相に何度も串本の名前を出していただいて大変光栄でした。
若い世代にも語り継いでいきたい」と話しています。
1月7日 21時37分 NHK
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