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「姉妹都市提携を解消するのは簡単だが、そうやってもHPは修正されない。あえてこちらから
ポジティブな提案をすることで事態を打開したい」との狙いがあったが、クィンテロ氏はこの提案について
「難しい」と一蹴。ただ、HPの記載については「(面会日の)今日中に修正に応じる」と言及した。
しかし、結局修正されたのは渡米から約3週間後。修正内容は、HPの「公共情報」という
項目の中の「RUMOR(噂)」というコーナーで、「全ての姉妹都市は、全ての記念物の
維持費を支払うことになっている」という一文に「×」が付けられただけで、一読しただけでは
何のことかよく分からない。東大阪市に修正の連絡はなく、なぜこの時期に突然修正されたのかも不明だ。
■草の根交流にも水
HPの虚偽記載が明らかになってから、東大阪市は3回にわたり、野田義和市長名でグ市に抗議した。
野田市長はグ市の対応次第では姉妹都市提携の解消も検討する構えをみせた。グ市からは1度、
ウィーバー市長名で返信があったが、個人的な思いがつづられているだけで、おわびすらなかった。
両市の溝が深まる中で、姉妹都市として長年積み重ねられてきた草の根交流にも影響が及んでいる。
東大阪市立日新高が、グ市への短期留学を「政治的な問題に生徒たちが巻き込まれる恐れがある」
として中止。また、小学生らのミニバスケットボールチームの交流試合も見送られた。
グ市では韓国系住民の活動が活発で、慰安婦像の設置は韓国系住民が市議会に強く働きかけ、
実現した経緯がある。韓国は近年、歴史問題で反日姿勢をあらわにしているが、日韓の問題が
日米の地方都市間の交流活動にも水を差した形だ。
野田市長は今回のグ市の対応について、東大阪市が求めてきたのはホームページの記載内容の
修正なのに、『RUMOR』というコーナーで触れられているだけで分かりにくいとして、
「これをもって修正されたとは思えない。今後も速やかな訂正を求めていく」と容認しない姿勢を示した。
突如降ってわいたような東大阪市の「汚名」。真の名誉回復までには、まだまだ時間がかかりそうだ。(終わり)