14/01/05 12:41:13.95 0 BE:1961472-PLT(15074)
飼育下にある国の特別天然記念物トキに、産んだ卵を自ら壊してしまう行動が相次いでいる。
オリの中にいることによるストレスが原因とみられ、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センター
野生復帰ステーションは対策を急いでいる。
環境省は2011年7月以降、飼育中のトキの野生復帰を促進させるため、卵を原則、親鳥の
巣の中で自然孵化ふかさせている。ところが近年、親が卵を壊す行動が目立ち、13年春は、
同センターや島根県の出雲市トキ分散飼育センター、石川県のいしかわ動物園などの飼育施設で
産まれた有精卵89個のうち26個が壊された。
卵の中のヒナが殻を破ろうと嘴はし打ちを始めると、親が殻をつつき壊してヒナを死なせたり、
産まれたばかりの卵をオスが巣から落としたりする行動が確認されたという。佐渡トキ保護センターは
「狭いオリの中でストレスがたまり、卵への過剰反応が生まれている」とみている。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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