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昨年の大晦日、NHK紅白歌合戦は熱く賑やかなムードのなか、幕を下ろした。
過去数年に比べ、昨年の紅白のテーマはややシンプルで、国際的要素に欠けていた。
エンターテインメントの風向は、往々にして時局と政治の影響を受ける。昨年の紅白歌合戦も例外ではない。
しかし極端な保守を望む現在の日本の政治が多元的、開放的な文化の局面に影響を与えるべきではなく、
形式上は賑やかだったが、内容は孤独な自賛と化していた。
中国網が伝えた。
1951年の大晦日から昨年まで、紅白歌合戦はすでに64回、開催され続けている。
戦後日本の大衆文化の主柱として、はじまった当初は濃厚な民主化、国際化の息吹が感じられた。
過去63回のなかで、主催するNHKはつねに日本と盟友、そして隣国との文化的友好関係を考慮してきた。
各国歌手をその年を締めくくる祭典に招待することで、戦後の日本文化の多元性、包容力、そして開放性を示した。
過去の紅白では、台湾籍歌手のテレサ・テン、欧陽菲菲、香港籍のアグネス・チャンがいずれも3回ステージに上がった。
また中国籍、華人歌手として、ジュディ・オング、アラン・タム、ビビアン・スー、女子十二楽坊、モーニング娘。のジュンジュン、リンリン、
SDN48のチェン・チューらも紅白歌合戦の舞台に姿を見せ、日本式の年越し祭典にも「華流」の影響がうかがえた。
近年では韓国流行文化の台頭により、「韓流」も紅白歌合戦にとって不可欠な要素となった。
BoA、東方神起、少女時代、KARAはいずれも数年来、紅白の主役となった。
東日本大震災に見舞われた2011年の紅白歌合戦は、米中韓など他国・地域の歌手が一堂に会する番組となり、
被災後の日本の復興を応援する友好メッセージが贈られ、暖流が心底を潤した。
今回の紅白歌合戦で、主催者は国内外時局の動きを意識した。
URLリンク(japanese.china.org.cn)
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