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大手タクシー・エムケイグループの「東京エムケイ」(東京都港区)の運転手らが「求人票通りに月給が支払われていない」として、
未払い分の支払いを求める訴訟を東京地裁に相次いで起こしている。先月までに計42人が提訴。
請求額は約4億円に上る。
1月中に5人が提訴予定で、最終的には全従業員の1割近い約50人になる見通しだ。代理人の弁護士は「同社の体質が問われる」と話している。
訴えによると、同社はハローワークの求人票などで「固定月給35万円」として運転手を募集。
だが、月8~9日の公休日以外すべて出勤しても、基本給に諸手当を加えた月額は、約20万円にしかならない。
また乗車前の車の点検や降車後の洗車、運行記録の記入時間など1日計2~3時間ほどが残業時間に算入されず、
月額10万~30万円が未払いと主張している。
一方、同社側は「固定月給35万円」は、公休日に出勤した場合の手当や残業代なども含む額▽点検や洗車に2時間もかからず、
乗車前や降車後は合計30分を勤務時間に算入している―などと反論している。
同社は1997年設立で、東京の銀座、汐留の営業所からタクシーを配車するほか、
成田、羽田両空港へのハイヤー送迎サービスなどを展開。訴訟については「係争中なのでコメントできない」としている。
2014年1月3日07時17分 朝日新聞社
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