14/01/01 20:32:20.25 RFj8Wn120
毎日は今日の社説もひどい
なんなんだこの新聞は
社説:民主主義という木 枝葉を豊かに茂らそう
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強い国や社会とは、どんな姿を言うのだろうか。指導者が、強さを誇示する社会なのか。
違う、と私たちは考える。強い国とは、異論を排除せず、多様な価値観を包み込む、ぶあつい民主社会のことで
ある。「寛容で自由な空気」こそ、貫く棒でありたい。
民主主義とは、納得と合意を求める手続きだ。いつでも、誰でも、自由に意見を言える国。少数意見が、権柄
ずくの政治に押しつぶされない国。それを大事にするのが、民主主義のまっとうさ、である。
いまの社会は、どうか。
あらゆる政策を、賛成する側と反対する側に分け、多様な世論を「味方か」「敵か」に二分する政治。対話より
対決、説得より論破が、はびこってはいないだろうか。
そんな象徴が、靖国だ。
首相の靖国参拝は、民意を集約するどころか、熱狂する一部の支持者たちと、異なる意見を持つ者との間に、
深い亀裂をつくった。
参拝の支持者は、日本人なら当たり前のことをなぜ批判するのか、と言う。首相の参拝は、こうした激しい愛国心、
ナショナリズムを喚起する。参拝支持者が愛国者で、反対者は愛国心のない人間であるかのような、不寛容さを
生み出す。
政権与党は、国民に国を愛する心を植えつけたい、という。
上からの愛国心は、排他的なナショナリズムに転化しやすい。在日コリアンを攻撃するヘイトスピーチなど、
すでに広がりつつある不寛容な空気を助長するような流れには、明確に「ノー」を言いたい。