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★(どうする?秘密法)左右超えて開示大切竹田恒泰さん
2013年12月30日05時19分
■作家・竹田恒泰さん
私は旧皇族の家に生まれ、保守の立場から日本の伝統について本を書いてきました。日本書紀には
「天が君を立てるのは百姓(おおみたから)のため」という仁徳天皇の言葉があります。国家は
民のためにある。私は憲法学者でもありますが、政府は公共の福祉、つまり国民の幸せを第一に
考えなければならないということです。
政府の情報も公開が原則です。武器の性能などの情報は漏れてはなりませんが、政権の利益のために
情報を隠すのは公共の福祉に反しますよね。特定秘密保護法はいつまでも秘密指定を続けられ、
指定が妥当かどうか調べる第三者機関も実効性がはっきりしません。穴だらけのまま法案を
押し通した安倍政権は、手荒だったと思います。
たとえば、こんな心配があります。私は脱原発をテーマに本を書き、政治家や官僚に原発施策に
ついて聞くことがあります。こうした情報が秘密になれば逮捕されるかもしれません。将来、
おかしな政権ができると、情報隠しに悪用されるおそれもあります。為政者の良識任せに
なってしまう法律は危ないんですよ。
次の国会では専門知識と独立性をそなえた第三者機関について議論し、秘密は30年後に原則公開
するよう秘密法を改正すべきでしょう。政府の情報を公開させることは、右、左の立場に関係なく
大切な問題なんです。どんな路線で政策を進めるにせよ、情報は国民が正しく判断するのに欠かせ
ないものだからです。
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