13/12/29 12:03:09.91 0
花王の子供用の紙おむつ「メリーズ」の一部商品が、県内のドラッグストアの陳列棚から消えている。
中国で人気が高まり、中国への転売目的で、買い占められているためだという。
特に人気があるのがテープで着脱する「テープタイプ」で、入荷の見通しさえたたない店舗も。
想定外の売れ行きに、店側も愛用する保護者らも困惑するばかりだ。
「えっ、宇都宮にもないの!」。1歳の次男を連れ、東京都内から宇都宮市に帰省した女性(40)は絶句した。
自宅周辺の数件の店舗はこの数カ月、いずれも品切れだったという。
「買い占めは首都圏だけかと思った。怖さを感じるくらいすごいですね」と驚く。
同市内の住宅街近くにあるドラッグストア。メリーズのテープタイプが売り切れ、
陳列棚がぽっかりと空いている。秋ごろから、中国人とみられる数組の特定客が、大量購入しているという。
同店では入荷しても点数が少ないため、「1人1点」など購入制限を始めた。
しかし繰り返し入店し、買い求めていく特定客ら。店舗の中には、中国語で購入制限を表示しているところもある。
宇都宮市以外の県内各地の店舗でも「夏を過ぎたころから、メリーズがなくなってきた」と口をそろえる。
「いつ入荷するかもお知らせできない」と那須塩原市内の男性店長。
花王の広報は「お客さまの購入後の利用については、様子をみている段階でコメントできない」とした上で、
「店頭で品薄となっている状況は把握している。栃木工場などの増産体制の強化に加え、
山形県酒田市の工場に新たな生産設備を設置し来年春にも稼働させる。市場に供給できるよう努めていく」と話している。
URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)