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・安倍首相が突然、靖国神社を参拝した。
「中国や韓国との関係がますます冷え込んでしまう」。市民レベルで草の根の交流を続けてきた
人たちからは心配する声が上がっている。
◇中華街
「中国や韓国の人々から理解が得られないと分かっていて、あえて参拝する狙いは何なのかと考えてしまう」。
日本で生まれ育ち、横浜中華街で飲食店を経営している曽徳深顧問(73)は当惑する。両国の実情を肌で
知っているだけに「日本と中国は互いを深く知らないまま相手を嫌っているように見える。中華街が相互理解の
接点の役割を果たせればいい」と訴えた。
尖閣問題で冷え込む一方の日中関係。神奈川県日中友好協会の事業では昨年、神奈川フィルハーモニー
管弦楽団の中国・広東省公演が延期になったが、今年は県と遼寧省の友好提携30周年事業で高校生らの
訪中が10月に実現した。牧内会長は「民間での交流に大きな障害にはならないだろう」と話す。
一方、日本中国友好協会の講習で太極拳を学び、今は指導員も務める関口ゆみ子さん(69)は「靖国を参拝
しなくても戦争犠牲者を悼むことはできる。慰霊の思いより政治的な意図ばかりが伝わってくる」と批判した。
「市民レベルの交流にも水を差す。戦争の責任者がまつられている場所を国のリーダーが参拝したらどういう
影響がでるか誰でも想像できるはず」
ビジネスへの影響はどうか。上海でイベント用品などのレンタルを手がける「エイトレント」(渋谷区)の担当者は
「中国では政治と経済を分ける考えも強い」と話し、大きな影響はないとの見方を示す。ただし、取引先の
8割は日系企業。思うような事業展開ができず撤退する企業も出ているといい「取引先の動向は気がかりだ」と語った。
◇コリアンタウン
東京・新大久保。「韓流スター」グッズを扱う店では、この日も大勢の日本人女性客が韓国の
人気俳優や歌手のポスターを熱心に眺めていた。「店には特に影響ありませんよ」。韓国人男性店長は
冷静に受け止めるが、不安もあるという。「でも、これがきっかけで日韓関係がぎくしゃくして反韓デモが
また来ると嫌ですね。最近は落ち着いていたのに」(>>2-10につづく)
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