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★【アジアの目】仕事で使える日本語の普及必要
2013.12.26 05:00
人材の確保が、ますます重要になっている。ASEAN各国では若者を中心にマンガやJ-POPなどへ
の関心の高まりから、日本語を学ぶ人は増加しており、ビジネスに使えるレベルでの「日本語使い」を
いかに育てるかが重要だ。
◆オールジャパンで
外務省の「海外における日本語の普及促進に関する有識者懇談会」(座長・木村孟元東京工大学長)は先週、
7回の会合を経て最終報告書を提出した。そのなかではオールジャパンで取り組む必要性を強調。日本語学習の
需要喚起と日本語教育の充実の2点について、(1)日本の魅力の発信を戦略的、効果的に行う(2)在外公館を
中心に広報を展開(3)現地教育機関責任者への働きかけ(4)日本語学習者対象の就職説明会などを検討
(5)海外の日本語教育機関への支援(6)日本語教師の量的・質的向上-などを早急に行うよう提言している。
報告書ではまた、現在、海外で日本語を学習している人の数が約399万人(国際交流基金2012年度調査)で
前回調査(09年度)に比べ33万5000人増となったことなどから、日本語への関心が高まっている一方、
第三国の言語への関心が高まり、日本語の存在感も低下するとの懸念があると指摘した。
もともと華人や華僑が多い東南アジアでは、中国語への関心は高いが、近年は経済成長と企業進出に伴い、中国語だけ
でなく韓国語の学習熱も高い。韓流ドラマやK-POPなどは、日本で陰りが見えるものの、東南アジアではいまだに
高い人気だ。先月訪れたベトナム、ラオス、ミャンマーでも、テレビではどのチャンネルを回しても韓流ドラマが放映
されていた。
提言で、日本の魅力の発信として、アニメやファッションなどのポップカルチャーや和食などの活用を挙げているのも、
こうした韓国の取り組みを意識したものだ。
>>2へ続く
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