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・元「光GENJI」の大沢樹生(44)はホント気の毒だ。16年間育ててきた長男がDNA鑑定の結果、
実子じゃないと判明した。大沢じゃなくても、頭の中が真っ白になるだろう。ある鑑定業者が言う。
「親子鑑定で最近増えているのが、団塊世代からの依頼。<死ぬ前に一応確認しておきたい>
というのです。<本当に俺の子か?>という疑念は、死ぬまで拭い切れないのでしょう」
妻のことは信じたいけど……。切なくて悩ましい問題だ。大沢の場合は離婚していたからまだいいが、
一緒に暮らしているのに鑑定を切り出すのは、勇気がいる。妻に内緒でこっそり鑑定できないものなのか。
「DNA鑑定には政府のガイドラインがあって、鑑定を受ける父親と子ども、それぞれの同意が必要
ということになっています。でも、それほど厳格ではない。親権のある父親から<子どもも同意している>と
言われて依頼されたら、鑑定を断る理由はありません」(前出の鑑定業者)
内緒でやるにしても、問題は、どうやって子どものDNAを採取するかだ。映画「そして父になる」や、
ドラマ「リーガルハイ」などにも協力している「法科学鑑定研究所」担当者が言う。
「汗や涙、唾液、また自然に抜け落ちた髪の毛では、DNAはまず分析できません。あくまで目安ですが、
無理やり抜いて毛根鞘が付いている髪の毛が5本あれば可能は可能。ですが、それも確実とは
言い切れない。歯ブラシから採取することもありますが、20日以上、毎日使って自然乾燥したものと
いった条件付き。切ったツメもそうで、手足で10個前後は必要な上に、それも100%ではありません」
現実的なのは口腔内細胞を綿棒でこすり取る方法で、「虫歯を調べる」とか子どもにウソをついて、
こっそり採取するしかなさそうだ。
離婚調停などで使う法的鑑定の料金は、法科学鑑定研究所で14万7000円だが、とりあえず親子関係を
確かめるだけなら「4万2000円の簡易検査で十分です」(前出の担当者)。
そもそも妻を疑っているから親子鑑定するわけだが、「父性確率0%という結果が出るのは3割ほど」
(事情通)。残念ながら大沢は3割のうちのひとりだった。
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