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2014年1月に、日本版NSC(国家安全保障会議)の国家安全保障局初代局長に就任する
谷内(やち)正太郎・内閣官房参与が、元KCIAのエージェントとされる在日韓国人実業家と、きわめて近い関係にあることがわかった。
この実業家・K氏は、谷内氏が中心となって発足した勉強会「寛総会」の事務局長を務める人物。
谷内氏は、自らの会社をK氏の関係する会社が複数入っているビルに設立。
2013年5月にはK氏や申�枕秀駐日韓国大使(当時)らと高麗神社を訪問、
8月にはK氏と青森に旅行するなど、公私にわたって親交がある。
大阪でK氏が営んでいた不動産会社は、1990年代後半、住宅金融専門会社の不良債権が問題化した際、大口融資先として報じられた。
K氏は韓国に太いパイプを持ち、公安関係者によれば、韓国の情報機関KCIA(現・国家情報院)の元エージェントで、
日本国内では韓国大使館の一等書記官の指揮下にあったという。
谷内氏は、週刊文春の取材に事務所を通じて「個人情報に関わることですので回答は控えさせていただきます」と回答。
K氏は弁護士を通じて「事実無根」と回答した。
一方、谷内氏は、韓国でカジノリゾートを建設し、日本国内でのカジノ進出を目指すパチンコ・パチスロメーカー・セガサミー(里見治会長)の顧問も務めている。
アメリカなどの情報機関と機密情報を共有する日本版NSCの司令塔である谷内氏の“人脈”は、今後も注目を集めそうだ。
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