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★消えゆく大阪弁知って
◇旭堂南陵さん 30年で600語集める
ほあてん(慌てん坊)、しわんぼ(ケチ)、どまくれる(自滅する)―。消えつつある大阪弁の
言葉を紹介する講談師・旭堂南陵(きょくどうなんりょう)さん(64)の講座「辞典にない大阪弁」が
21日午後1時半~4時、府新別館南館(大阪市中央区大手前)で開かれる。約30年かけて
〈絶滅危惧種〉になった言葉を集めたという南陵さん。「言葉は生き物。忘れられた大阪弁の魅力を
伝え残したい」と、多くの来聴を楽しみにしている。(桑田睦子)
南陵さんは堺出身の父と大阪・船場出身の母の間に生まれ、物心がついた頃から大阪弁の中で育った。
大学入学と同時に先代の旭堂南陵に師事し、2006年に四代目旭堂南陵を襲名。上方講談の第一人者
として活躍している。
耳にしなくなった大阪弁に興味を持ち、集め始めたのは30年ほど前。「言葉を生業(なりわい)にする
者にとって、大阪弁が消えていくのは嫌なことだし、寂しい」と、聞き慣れない大阪弁を耳にする度、
口にした人に意味を尋ねて手帳に書き留めてきた。
「上方語源辞典」(前田勇編)や「大阪ことば事典」(牧村史陽編)に収録された言葉は、日常会話に
使われるものが意外に少なかった。そこで、「ええ言葉やなあ」と感じるものは講談や会話にも取り
入れるなど、辞典にはない約600語を集めた。「おまん(正座)」や「南京割る(破産する)」
など多岐にわたる。
やんわりと断る「あかしまへん」や「あきまへん」、ばかばかしくなった時の自嘲気味な「あほらしや
のかねがなる」など、昔ながらの大阪弁には「温かみがある」。それなのに、大阪弁が「下品」と
思われがちな風潮が広がりつつある。
「上品で優しい言葉遣いが大阪弁の魅力。下品な大阪弁がはびこる今、古き良き大阪弁を残したい」。
南陵さんはそう、訴える。(以下略)
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