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★韓日関係の改善策は? 韓国国会で討論会
【ソウル聯合ニュース】韓国国会で23日、冷え込んだ韓日関係の改善策を模索する討論会が開かれた。
討論会は国会統一外交安保フォーラムと与党セヌリ党の鄭夢準(チョン・モジュン)国会議員が代表を
務める政策研究所が開催した。申ガク秀(シン・ガクス)前駐日大使、朝日新聞前主筆の若宮啓文氏、
国会議員らが出席し、現在の韓日関係を分析し、改善策について意見を交換した。
若宮氏は、現在の韓日関係を「友好の反動期」と規定し、両国には過去にも多難な時期があったが現在は
これまでに例のない困難が潜んでいるとの見方を示した。旧日本軍の慰安婦問題、強制徴用者問題、
独島問題など懸案の「パッケージ処理」を強調した上で、両国首脳部が新たな韓日関係を目指す
「新共同宣言」を発表することを提案した。また、植民地支配と侵略を認め反省と謝罪を表明した
「村山談話」の継承は当然のことだと強調した。
慰安婦問題については、韓日政府が新しい発想で解決することが必要だとの考えを示した。
日本が公的資金を元慰安婦のためにも使うべきだと指摘した。
独島問題については、日本が独島を譲り「友情島」と名付けることを提案したコラムを2005年に
書いたが現実的には不可能だとした上で、両国が互いに自制することが望ましいとの見解を示した。
申前大使は両国関係について「来年初めまでに改善の動きがなければ、来年はずっと悪循環が続く恐れがある」
との見解を示した。その上で、「2015年新共同宣言」が必要であり、このためには両国の知識人からなる
共同委員会を構成すべきだと述べた。
韓日首脳会談については「リスクの負担があるが、行き詰った関係を改善する鍵となる。早期開催に向けた
作業が急務だ」との考えを示した。また、「韓日関係は両国の国益と北東アジア情勢の面で、基本に忠実に
なる必要がある。互いの立場になって考える姿勢が出発点になる」と強調した。
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