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【主張】NHK新会長 改革加速し公正な放送を
2013.12.22 03:26
NHKの新会長に日本ユニシス特別顧問の籾井勝人(もみい・かつと)氏が決まった。来年1月24日に
任期満了となる松本正之現会長の後任で、3代続けて外部からの起用となる。
平成16年に、職員の制作費着服など不祥事が相次いだことを契機にスタートしたNHK改革は、いまだ道半ばだ。
新会長には、受信料収入に甘えた希薄なコスト意識を鍛え直し、公正で良質な番組づくりに強い指導力を発揮
することが期待されている。籾井氏は「公共のために役に立てるNHKにする」などと抱負を語ったが、
その言葉通りの実行力を発揮してほしい。
籾井氏は、三井物産副社長や情報サービス大手の日本ユニシスで社長などを務めた。大組織の経営トップ
だった手腕に加え、商社マンとしての国際的な視点や情報通信分野にも明るい点などが評価された人事といえる。
アサヒビール出身の福地茂雄前会長、JR東海出身の松本会長に続く民間からの起用には、内部昇格では困難な、
思い切った改革を加速させる狙いがある。
NHKは昨年10月、松本氏のもとで受信料の値下げに踏み切ったが、来年秋の次期経営計画(平成27~29年度)
策定を控え、さらなる引き下げが求められる可能性もある。民間平均の4倍ともいわれる高額な給与についても、
5年間で10%削減する改革案が打ち出されたが、実施はこれからだ。
>>2へ続く
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