13/12/20 11:11:05.02 ZBF0vIzr0
朝日新聞編集委員・上丸洋一
上丸洋一 @jomaruyan
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秘密保護法を許すことは、ほとんど憲法改正を許すに等しい。権力は監視されねばならない。
秘密保護法はその鉄則を反古にし、監視しようとする者を重罰に処する。
ワイマール憲法下ナチス独裁が始まったように、日本国憲法下に安倍政権が生まれ、憲法を破壊する。
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秘密保護法ができても普通の市民には関係ないとうそぶく議員がいる。
戦時下にも庶民は面白おかしく暮らしていたなどと書く歴史学者もいる。
部分的には当たっていよう。しかし、市民的自由の抑圧が、侵略戦争と内外の無数の無惨な死に
一直線に帰結したことを決して忘れてはなるまい。騙されるものか。
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納税の義務は、このシャバに生きる会費として、一応承認するにせよ、
秘密保護法を制定して市民的自由を抑圧しようとする政党に、
なんでわが血税の数滴を、正当助成金として、わたさねばならぬのか。ああ、腹のたつ。
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何も終わっていない、これからだ。権力が国民に知られたくない不都合、不公正を暴くことが秘密保護法への最大の批判だ。
とってきた特ダネをきちんと掲載し、記者が仮に逮捕、起訴されても社をあげてその不当を訴える。
市民とメディア、フリー記者がスクラムをくんで悪法廃止を勝ち取る。さあゴングだ！
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小泉、福田、安倍、石破……。日本の権力は二世、三世政治家によって家業のように継承される。
その点、海を挟んだ隣国にやや似る。秘密保護法などで「自由」と「民主主義」の抑圧をはかる政党が「自由民主党」を名乗る。
看板に偽りあり。その点、隣国が「民主主義人民共和国」を名乗るのに似る。