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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が、日本国内に暗殺部隊を送り込むとの見方が浮上している。
銃殺された叔父の張成沢(チャン・ソンテク)前国防委員会副委員長は偽名で何度も日本に入国しており、
張一派の潜入工作員が巨額の資金を日本国内で隠蔽しているというのだ。
ジャーナリストの加賀孝英氏が驚くべき張一派の対日工作を暴いた。
罪状は「国家転覆の陰謀行為」。北朝鮮の最高指導者、正恩氏が情け容赦なく見せしめで下した、
張氏への残虐な処刑が世界を震撼させている。旧知の北朝鮮ウォッチャーが指摘する。
「正恩氏が国内の動揺を恐怖心で抑え付けるため、一層の強硬策を取る危険がある。
すでに中国と韓国の軍・公安当局は『北朝鮮が韓国に対して軍事行動に出る』と、激しく緊張している」
「張氏が銃殺される前、彼の腹心、李竜河(リ・リョンハ)党行政部第1副部長と、張秀吉(チャン・スギル)副部長が公開処刑された。
今後、張一派を根絶やしするために1000人規模の粛清が行われる」
血で血を洗う独裁国家の権力闘争だ。
だが、驚かないでいただきたい。その残忍な粛清が北朝鮮国内だけでなく、日本国内で実行される恐れがある。
実は、今だから明かすが、張氏は過去に何度も偽名で日本に入国していた。これは私(加賀)だけではなく、外事警察も確認している。
正恩氏の異母兄、つまり張氏のおいで、現在、中国国内に潜伏しているとされる金正男(キム・ジョンナム)氏も偽名で何度も入国し、
東京ディズニーランドや、美人揃いの赤坂のコリアンクラブに入り浸っていたのと同じだ(外事警察は正男氏を泳がせて徹底的にマーク。
2001年5月、偽造旅券で身柄を拘束、国外退去処分にした)。
張氏が日本で会っていた在日朝鮮人経営者は「張氏は日本では『北朝鮮国営商社の社長』という名刺を使っていた。
複数の政治家や財界人と密かに会い、協力者に仕立て上げようとしていた。鉱物利権がエサだった。(>>2へ続く)
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