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日本を訪れる外国人旅行者の年間1千万人突破が目前となる中、忍者が注目を集めている。
東京や京都といった主要観光地以外にもあるマニアックな日本文化に関心が集まっている。
三重県伊賀市の伊賀流忍者博物館を訪れる外国人は、平成23年度は約5860人だったが、
24年度は倍近くの1万750人に増加。本年度も9カ月分だけで約9640人となり、3月までに
前年度を上回る見込み。全入場者も24年度の約17万7千人を上回る見通しとなっている。
来場者は、手裏剣を投げ、鎖鎌を振り回す「伊賀忍者特殊軍団阿修羅」の実演ショーを楽しみ、
貸衣装で忍者の姿になって、城の石垣で記念写真を撮る。
外国人増加の理由は、阿修羅の海外PR活動だ。平成18年以降、台湾、韓国、米国などで公演を実施。
今年7月、パリで開催された「ジャパンエキスポ」に出演した際には約4万人が集まった。
博物館を運営する伊賀上野観光協会の森本聡志さんは「アニメやゲームを通じ忍者への憧れは強く、
世界に通用する」と強調した。
伊賀市の忍者だけでなく、札幌市の北海道庁の赤れんが庁舎でレースやフリルをあしらったロリータ
ファッションで記念撮影するスポットも外国人の人気が集まっている。このほか、自治体が映画のロケを
誘致したりするなど多彩な活動を展開し外国人の集客に一役買っている。
政府の試算では、30年に外国人旅行者を年3千万人超とする長期目標を達成すれば、日本で使われる
お金は4・7兆円で10年時点の3倍以上になる。
日本総合研究所の矢ケ崎紀子上席主任研究員は「地方にとって外国人客誘致は、経済活性化に直結する
やりがいのある挑戦だ。忍者など、日本人が当たり前だと思っている魅力を冷静に分析することが必要だ」
と話している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
7月にパリで開催された「ジャパンエキスポ」に出演した「伊賀忍者特殊軍団阿修羅」(右から2人目と4人目)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)