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都合のいい被害者遺族、都合の悪い被害者遺族
URLリンク(ch.nicovideo.jp)
極論するなら、じっさいの被害者遺族など傍観者にとってはどうでもいいの
かもしれない。かれらにとって意味をもつのはかれらのうっぷん晴らしに都
合のいい被害者遺族であり、だから現実の被害者家族が少しでもその理想的
な被害者遺族像からずれると(たとえば多額の賠償金を要求したりすると)
、バッシングの矛先はあっというまに被害者遺族へ向かう。
「被害者遺族のため」と口先ではいいながら、その被害者遺族に自分たちの
期待から逸脱することを許さない。これがネットにおける「世論」である。
世論を形づくっているものはかれらの行き場のない感情であり、もっという
なら気分だろう。「何となくむかつくやつだ」という気分がネットにおいて
はすべてなのだ。
自分たちが事件と無関係なのに、犯罪加害者の(犯罪行為に)「GJ!」という書き込みは不快であるが、
犯罪被害者を叩く書き込み(ブス、ビッチ、死んでメシウマww …など)はもっと不快。
犯罪被害者は、藁にもすがる思いで事件の真相を知りたくてネットを見る。
検索していくうちにいやおうなく2ちゃんにたどりついてしまう。
そこで「毎日のようにあることないこと晒されて罵られ続けられる」自分達家族の姿を見て絶望の底に落とされる。
事件で傷ついた家族の心をさらに傷つけるような書き込みを取り締まる法律を作って欲しい。